22億円!世界一高いバイオリンと普通のバイオリンの違いとは?

バイオリンといえば、「めっちゃ高い楽器があるよね」ということをご存知の方も多いと思います。

お正月の特番などでも、高いバイオリンと普通のバイオリンの音色を聞き分けられるか?
みたいなものを放送していますよね。

なんと、世界一高いバイオリンは22億円!!

あなたも一度は聞いたことがあるかも知れません。
ストラディバリウスというメーカー(?)のバイオリンです。

その名も「メシアン」

なぜ、そんなに高いの?高いと本当に良い音がするの?

今日は、そんなバイオリンの謎に包まれた秘密に迫ってみたいと思います。

世界一高いバイオリンは、なぜ、世界一高いのか?

©Pruneau / Wikimedia Commons

先ほどお伝えしたように、世界一高いバイオリンは22億円。

ストラディバリウスの「メシアン」と言われています。

正確には、メシア-サラブ-エ ストラディバリウス 

という呪文のような名前がついています。

そもそもストラディバリウスってなんやねん?という方のために。

ストラディバリウスというのはアントニオ・ストラディバリという

バイオリン製作者が作った楽器のことなのですね。

イタリアのストラディバリさん父子3人が作った楽器を、ストラディバリウスと言います。

父ちゃんの名前がアントニオさんです。

そして、お子さんのお名前がフランチェスコさんとオモボノさんです。

お子さんもいますが、やはり父ちゃんであるアントニオさんの

ストラディバリウスが一番有名です。

★ちょっと通になれる情報

楽器のことを「ストラディバリウス」と言います。製作者を指す場合は「ストラディバリ」

略して呼ぶときには「ストラド」と言います。これを使えると、「おー、知ってる人だ」と思われてかっこいいです。

実は、制作当時の状態をそのまま残した唯一のストラディバリウスと言われているからなのですね。

制作当時というのは、なんと1716年。18世紀初めです。

他のバイオリンは、メンテナンスで部品を取り替えたり、修復したりと、製作時のまますべての部品が残っているものは無いのです…。その中で唯一残っているのがこのメシアンなのですね。

というわけで、この楽器は世界一高い名器となったのです。

高いバイオリンは何が違うの?

とっても高いということは分かりました。古いということも分かりました。

じゃあ、なぜ、そんなに高いの?

ということなのですよね・・・。

一番の理由は「良い音だから」です。

これは当然で、楽器なのですから良い音がする分、皆が欲しがり高くなる、ということなのですね。

では、なぜ、そんなに良い音なのでしょうか?

これ、実は、「分かりません」

えーーー!?という感じなのですが、今の所、色々な科学的調査をされていますが、明確な理由が分からないそうです。

一つ言われているのは、ストラディバリウスの表側の板は「スプルース」という木材が使われており、その木材は切られて約350年くらいで最高の状態になる、と言われています。

ですから、今から350年前。17世紀~18世紀に作られた楽器は、今最高のコンディションになっており、素晴らしい音色を響かせている、のだそう。

基本的にバイオリンは、古いほうが値段が高くなる傾向にあります。

これは、天然の木材で作られていることから、時間が経過したほうが木が馴染み、響きも豊かになっていくからです。

1800年よりも前に作られた楽器を「オールド」と呼びます。

1800年~1900年代前半に作られた楽器を「モダン」と呼びます。

一概にオールドだと良い音が出る、とも限りませんが、価格は高くなる傾向にあります。

世界最高の音色を聞いてみよう

せっかくですから、先ほどご紹介した「メシアン」の音を聞いてみましょう。

Bach – Partita Nr 2: Chaconne – Nathan Milstein

ナタン・ミロノヴィッチ・ミルシテインというバイオリニストの演奏です。

彼は20世紀を代表するバイオリニストの一人です。「バイオリンの貴公子」と呼ばれており、演奏の美しさはピカイチです。

曲は、バッハの無伴奏バイオリンパルティータ第2番シャコンヌです。

このシャコンヌは大変人気で、ピアノ編成や室内楽編成など、色々な編曲をされるほどです。

本当にバイオリン1本で弾いているのかな?と思ってしまうほど多彩な音が要求される難曲です。

見事にストラディバリウスが応えてくれている演奏です。

憧れの楽器ランキング、不動の第2位

よく「演奏してみたい楽器は?」
というアンケートを見かけますが、バイオリンは、よく第2位になっています。

1位はやはり、ピアノ。

では、実際に始めてみた楽器の統計をとってみると、ピアノ、ギターと出てきますが、
バイオリンは出てきません。

つまり、憧れているけど、皆さん「どうせ無理なんだろうな・・・」と思っている楽器なんですね。

なんて不憫なバイオリン(笑)

「近くに教室がない」

「楽器が高そう」

「難しそう」

「小さい頃から弾いていないと弾けないイメージ」

などなど。

確かに、ピアノ教室に比べて、バイオリン教室は圧倒的に少ないですよね。

楽器の価格については、実はピアノよりずっと安いです!!

安いものだと1万円台からバイオリンなら買えます。

そして、バイオリンは難しくないのです。意外ですよね。

理由は簡単で、同時に出す音が1つだからです。増えても2つとか3つくらい。

かたやピアノやギターは同時に5つ、6つ、多いと10個の音を出しますね。

楽譜を読むだけでも大変です。

それに比べると、バイオリンはとってもカンタンです。

楽器も安いし、カンタンなら始めようかしら、と思われるかもしれません。

ただし、楽器については基本的に、安かろう悪かろうなので、ある程度の価格帯のバイオリンを買わないと、練習になりません…。そのボーダーラインがおおよそ5~6万円くらいです。

ですが、この価格帯の場合は、どれも中国産の楽器で、木材もアジアの木材です。

バイオリンは音色が命。そして、それを支えているのが木材です。

最低限、ちゃんと音程の取れた音は出ますが、音色という意味では詰まった暗い音になるかもしれません…。

ですから、できればアジアの湿度の高い木よりは、ヨーロッパの乾いた木のほうが良いでしょう。

となると、安いものでも50万円は切らないと思います。

ですが、グッドアピールでオススメしている楽器は、なんと教材込みでも10万円程度。

しかも中国産ではありません

ヨーロッパに近い東欧産の木材を使っていますので、
響きが同じ価格帯のバイオリンよりもずっと美しいのですね。

これは本当にお薦めです!

コロナ禍におうちでコソっとバイオリンを習得してみたら・・・

ずっと憧れていたバイオリンを、コロナ禍で自宅にこもっている間に

練習をしてみた、という方が増えています。

先ほどご紹介させていただいたバイオリン教材で取り組んだ方は、

短期間で名曲を弾けるようになっています。

最後には葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」を弾けるので、

とってもかっこいいですよ!

バイオリンは憧れの楽器ではありません。

大人からスタートして楽しく弾いていらっしゃる方も

たくさん!!

弾いてみたいけど諦めていた、という方は、この機会にぜひスタートしてみては?

担当:MG


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